女性の尿にはエストロゲンが含まれる

女性の尿には大量のエストロゲンが含まれています。
エストロゲンは女性ホルモンのことで、逆に男性の尿にはテストステロンという男性ホルモンが含まれています。
女性の尿が及ぼす影響は甚大で、下水として流れたものが魚に影響してしまい、魚のメス化が東京の海で確認されたのです。
確かに一人一人の尿として考えると自然に影響が及びそうにないと想像できるが、下水として一気に集まることでより影響力を大きくしたのです。
また、下水処理水を濃縮した水で雄メダカを飼育したところ、メスのメダカに性転換してしまったという事例もあるのです。
環境汚染とは普通人間が人工的に作り出した物質で起こるものであるが、人間そのものが出したエストロゲンというホルモンによって自然に影響を与えてしまうのは足元をすくわれるような出来事です。
ただ、すべてが悪影響になるのではなく有効活用もされています。
例えば人間用の女性ホルモン剤の原料として妊娠中の馬の尿を使っています。
これだけを聞くと汚らしい印象ですが、もちろんしっかりと汚くないように処理しているので安心です。
人間だけでなく馬でもメスであればエストロゲンが出るのです。
有効活用と環境汚染、この両面があります。